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山本 芳久 (*やまもと よしひさ)
運営委員

専門

哲学。トマス・アクィナスを中心とする西洋中世哲学を軸にしつつ、古代ギリシア哲学・イスラーム哲学をも視野に入れた領域横断的な研究を行っている。セム的一神教〈キリスト教・イスラム教・ユダヤ教〉の比較神学的考察という課題にも現在取り組み始めている。

所属専攻

国際社会科学専攻 哲学・科学史部会

最終学歴

博士(文学)(2001東京大学)

主要業績

  • 『トマス・アクィナスにおける人格(ペルソナ)の存在論』(知泉書館、2013年)
  • 「イスラーム哲学: ラテン・キリスト教世界との交錯」(神崎繁・熊野純彦・鈴木泉編『西洋哲学史 Ⅱ』所収、講談社選書メチエ、2011年、211-280頁)
  •  「真理の開示の形式としての『スコラ的方法』:トマス・アクィナスの感情論を手がかりに」(竹下政孝・山内志朗編 『イスラーム哲学とキリスト教中世 第Ⅰ冊』所収、岩波書店、2011年、173-208頁)
  • 「アヴェロエス 『決定的論考』における「法」と「哲学」の調和」(『国際社会科学』第60輯、2011年、21-38頁)
  • 「アラビア語キリスト教の世界 : イスラーム治下のキリスト教神学  」(『創文』No.516、2009年、創文社、55-58頁)
  • 「ヤフヤー・イブン・アディー『性格の陶冶』における倫理的生活の構造と射程」(東方キリスト教学会編『エイコーン』第32号、2005年、63-86頁)

関連HP

http://www.kiss.c.u-tokyo.ac.jp/previous/members/yamamotoy.htm

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