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遠藤 泰生 (*えんどう やすお)
運営委員

専門

アメリカ太平洋地域研究および比較地域研究。現在、アメリカ地域文化研究を基礎とする拘束型(奴隷)労働および国際移動民の法的地位に関する比較研究を行っている。一方で、「反近代」「反グローバリズム」を含めた「反米」思潮の比較研究を行っている。

所属専攻

グローバル地域研究機構アメリカ太平洋地域研究センター

最終学歴

文学修士(1982東京大学)

主要業績

  • 「総特集:グローバル・スタディーズ」『地域研究』(14巻1号、2014年3月)
  • (編著)  『アメリカの歴史と文化』(放送大学教育振興会、2008)
  • (共編著)『太平洋世界の中のアメリカ―対立から共生へ』(彩流社、2005)
  • (共編著)『クレオールのかたち―カリブ地域研究』(東京大学出版会、2002)
  • (共編著)『浸透するアメリカ、拒まれるアメリカ』(東京大学出版会、2003)
  • (共編著)『多文化主義のアメリカ―揺らぐナショナルアイデンティティ』(東京大学出版会、1999)など。

関連HP

http://ask.c.u-tokyo.ac.jp/endo.html
http://wisteria.la.coocan.jp/wlog/

受験生へのメッセージ

急速なグローバル化が進むアメリカ太平洋地域では、多民族、多文化からなる地域共同体の創出が喫緊の課題となっています。「共生」を鍵言葉にこ の課題に向き合うことが現代に生きる人びとの一つの責務となりました。もちろん、生活空間あるいは実体上の共生と法制あるいは理念上の共生を語る ことの間には大きな開きがいまだにあります。そのすり合わせを意識しながら、アメリカ合衆国や太平洋諸地域の歴史を学ぼうと考えています。教室で お会いするのを楽しみにしています。

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