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中島 隆博 (なかじま たかひろ)

専門

中国哲学および共生哲学。近現今の中国における新思潮の動向(新儒家、儒教復興、中国現代思想)を、西洋哲学や日本哲学との比較から探究する一方、共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)において共生哲学を理論と実践の面から展開している。

所属専攻

超域文化科学専攻(表象文化論コース)

最終学歴

学術博士(2009東京大学)

主要業績

  • 『共生のプラクシス-国家と宗教』(東京大学出版会、2011)
  • Practicing Philosophy between China and Japan(UTCP, 2011)
  • 『荘子 鶏となって時を告げよ』(岩波書店、2009)
  • 『ヒューマニティーズ 哲学』(岩波書店、2009)
  • 『残響の中国哲学-言語と政治』(東京大学出版会、2007)
  • The Chinese Turn in Philosophy (UTCP, 2007)

など。

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関連HP

http://repre.c.u-tokyo.ac.jp/staff/nakajima_takahiro/

受験生へのメッセージ

共生に関しては、この十年間、COEプログラム「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)を拠点に考え続けてきました。その成功と失敗を含めた成果をこのプログラムに還元しつつ、皆さんと一緒にそれをさらに推し進めていきたいと思います。

具体的には、東アジアの哲学をグローバルな文脈に開き、共生のプラクシスの手掛かりとします。その上で、人間概念を再定義し、人間以外の存在者をも含んだ共生の形を模索していきます。