中国哲学および共生哲学。近現今の中国における新思潮の動向(新儒家、儒教復興、中国現代思想)を、西洋哲学や日本哲学との比較から探究する一方、共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)において共生哲学を理論と実践の面から展開している。
超域文化科学専攻(表象文化論コース)
学術博士(2009東京大学)
など。
http://repre.c.u-tokyo.ac.jp/staff/nakajima_takahiro/
共生に関しては、この十年間、COEプログラム「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)を拠点に考え続けてきました。その成功と失敗を含めた成果をこのプログラムに還元しつつ、皆さんと一緒にそれをさらに推し進めていきたいと思います。
具体的には、東アジアの哲学をグローバルな文脈に開き、共生のプラクシスの手掛かりとします。その上で、人間概念を再定義し、人間以外の存在者をも含んだ共生の形を模索していきます。