関谷 雄一 （せきや ゆういち）
専門
◇西アフリカを対象とした文化および社会の動態的様相をとらえる研究を続ける一方、東・南アフリカ方面にもフィールド範囲を広げて、次世代の農村開発実践を研究中。
◇また、社会開発のための戦略的コミュニケーション等の手法に注目した分析研究も実施し、戦略的コミュニケーションのさまざまな社会問題への応用の可能性を探りたい。
◇「人間の安全保障」の枠組みの中で、問題を抱える人間集団や社会の生存とライフスキル、社会の共同と自立をめぐる諸課題に見出すことのできる普遍性と特殊性、定性的データと定量的データをバランスよく議論できる相対的な視座を養う研究を試みたい。
◇さらに、東日本大震災による原発事故で困難な状況におかれている福島県について、アクションリサーチを開始している。
所属専攻
最終学歴
東京大学大学院総合文化研究科 博士課程中途退学
主要業績
Yuichi SEKIYA, The Role of ASEAN to Strengthen the Partnership between Asian and African Countries, UNU-ISP (ed.), Reports of Symposium on Building ASEAN Identity on a Transnational Dimension, United Nations Press. p.233-245, (2014).
関谷雄一「ニジェール農民の生計戦略：援助依存からの脱却の道」, 大林稔編『新生アフリカ の内発的発展』昭和堂, p.102-133, (2014).
関谷雄一「人間の安全保障」,山下晋司編，『公共人類学』，東京大学出版会, p.225-242, (2014).
関谷雄一『やわらかな開発と組織学習：ニジェールの現場から』, 春風社. (2010) .
関連HP
受験生へのメッセージ
グローバル共生プログラムは、学生の主体性を尊重した領域横断型プログラムです。自らの関心にしたがって多様な授業やコースワークをこなし、積極的な研究活動をしていただきたいと思います。応援しております。
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