◆1)マイケル・ブラウォイ博士講演会
シンポジウム&ワークショップ「ポスト新自由主義時代の民主主義の行方:グローバル化する世界と社会運動」先行公開セミナー
Dr. Michael Burawoy
Manufacturing Consent Revisited: Reflections on 40 Years of Labor Studies
【講師】 マイケル・ブラウォイ博士(カリフォルニア大学バークレー校社会学学科教授・国際社会学会[ISA]会長)
*入場無料・事前登録不要(英語での講演となります)
*講演会終了後、18号館4階オープンスペースにてレセプションを行ないます。
事前登録は不要(会費1,000円)です。
ブラウォイ博士は、民族誌的方法論の再構築に多大な影響を与えた労働社会学・産業社会学の第一人者。アメリカ社会学会会長、国際社会学会会長を歴任し、社 会学全体の役割と動向に広い見識と発言力を持つ。新自由主義とグローバリズムが手を携えて世界を席巻し、一国内でも国際的にも経済格差や労働・貧困問題が 深刻化するなか、現実社会との関わりを重視するPublic Sociologyを提唱している。
講演タイトルに書かれるManufacturing consentは、著者が機械メーカーのエンジン組み立てラインで働いた10カ月間の参与観察を通じて、労働者が労務管理に対して自発的な同意を形成する 過程を分析した労働過程論の金字塔(Manufacturing consent: changes in the labor process under monopoly capitalism. Chicago: University of Chicago Press. 1979.)。本公開セミナーでは、上記著作の解題を踏まえつつ、その今日的意義と過去40年余の労働研究を総括していただきます。
◆2)マイケル・ブラウォイ博士&学生懇談会
学生の皆さん、マイケル・ブラウォイ先生を囲んで話をしませんか?
ブラウォイ博士のご厚意により、 7月10日の公開セミナー開始前に、学生との対話の機会を設けました。インフォーマルな雰囲気のなかで、様々なテーマについて自由に懇談できる場を提供し たいと考えております。ブラウォイ先生ご自身の研究・教育や学会活動についての話はもちろんのこと、先生の学生時代のエピソード、学術の社会貢献について の見解、論文執筆や就職活動など研究者として成功するためのアドバイス、海外留学についての心構えや準備、フィールドリサーチのコツ、学生さんご自身の研 究についての相談など、懇談内容は自由です。
国際社会学会の現会長であるブラウォイ先生は、7月13日に開幕する学会世界大会のために来日されます。大会直前のご多忙な時期に、東京大学駒場キャンパスを訪れるために一日早く来日してくださいます。またとない大変貴重な機会ですので、皆様ふるってご参加ください。
*学生(学部生・大学院生)の方のみの参加とさせていただきます(東京大学以外の
学生の方もご参加いただけます)。
学生の方もご参加いただけます)。
*入場無料・事前登録不要(通訳なし、英語での対話となります)
◆「ポスト新自由主義時代の民主主義の行方:グローバル化する世界と社会運動」とは?◆
7月20日から25日までの6日間、東京大学と京都大学で開催される学術セミナー・公開シンポジウム。詳細はウェブサイトをご参照ください(http://japan2014.globaleventdata.org/)
お問い合わせ:「ポスト新自由主義時代の民主主義の行方:グローバル化する世界と社会運動」実行委員会
Email: japan@globaleventdata.org
主催:JSPS科学研究費補助金(挑戦的萌芽) 26590087 『グローバル化する世界
における民主主義の行方と社会運動の役割についての国際共同研究』
(代表:東京大学 和田毅)
協賛:東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻
後援:東京大学大学院総合文化研究科グローバル共生プログラム(GHP)